W.A.モーツァルト ソナタ イ長調 KV 331
第三楽章「Alla Turca(トルコ風)」は動画の21分29秒あたりからです。
俗にトルコ行進曲と言う曲名で有名ですが、行進曲ではなく正しくはトルコ風ロンドが正しいでしょうね(誰が勝手に命名した?)
作曲された当時、まだピアノはまだ世に現れてなくて恐らくクラヴィコードの為に作曲された曲ですが、「ピアノ・ソナタ」として知られています。
晩年にはピアノが世にでるけどまだ不完全な楽器だったことから彼の晩年のピアノ曲以外はクラヴィコードまたはチェンバロのための作品で間違いないでしょう。
ピアノの音に慣れてしまっている多くの方々にとっては違和感があるでしょうがクラヴィコードの時代の人々は当時としてはモダン音楽であるモーツァルト斬新な作風に驚いたことでしょう。
コメント
久しぶりにやってきました。
私の第82期お題曲も9割がた出来たので。
あまりの久しぶりにどこから読んだらいいかわからずふとこの記事から読ませていただきますね。
今でも一番好きなのはモーツアルトということで。
チェンバロで聴いたのは初めてです。
この曲の華やかさや軽やかさから見れば物足りなさもありますがとても個性的な演奏で新鮮でした。
鍵盤楽器も素人ですがたぶんタッチが現代のピアノと比べて反応が遅いのでしょうね。
モーツアルトの奏法というのは管楽器も弦楽器も同じパターンが見られるので特異に感じました。
でもさすがですね。
奏者の個性がしっかりと伝わります。
さっと自分で譜めくりをする、それも技でしょうね。