モンテヴェルディのマドリガル


Io mi son giovinetta(私は若い娘)
マドリガル集第4巻
演奏:ラ・フォンテヴェルデ

マドリガル集第4巻より
Io mi son giovinetta


Ecco mormorar l’onde(波は囁き)
マドリガル集第2巻

ルネサンス音楽からバロック音楽への過渡期に生きた作曲家らしく、2曲ともルネサンスの大集成 集大成とも言える作品です。
マドリガル集は4巻までがルネサンス様式で、5巻からはバロック様式に移ります。

現存する最古のオペラ「エウリディーチェ」をヤコポ・ペーリと共同で作曲。しかし作品に不満を持ち、同じ題材からオペラ「オルフェオ」を作曲。その作品は当時から評価され、他の同時代の作曲家の追従を許しません。

動画では各パート1人ずつで現在のように大人数の合唱ではありませんが、この時代は通常各パート1人で歌っていたので間違いではありません。

つまり現在合唱団で歌うのは、ソロ歌手の歌をみんなで合唱してるのと同じですのでどちらの演奏形態もありでしょう。しかし大人数の合唱で歌うことは作曲者にとって想定外の響きであるということは留意しておくといいでしょう。

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