Aria detta balletto

今回はオリジナル曲から離れて初期バロック時代の作曲家フレスコバルディの作品です。

曲名は機械翻訳すると「舞曲と呼ばれるアリア」となりましたが「アリアによる舞曲」と訳すべきでしょうか。
Il secondo libro di toccate, canzone, versi d’hinni, Magnificat, gagliarde, correnti et altre partite d’intavolatura di cembalo et organo, 1637 (オルガンとチェンバロのためのトッカータ、カンツォン、詩篇、マニフィカト、ガリアード、コレントそしてその他のタブラチュア譜 第二集、1637年)
ファクシミリの画像から起こしたものなので私の勘違いで細部で間違いがあるかもしれません。尚、初版は1627年版のようです。
コレントはイタリア風クーラントのことでcorrentiはcorrentの複数形。

①原版では3小節目の内声部の「シ」の音に#が有りましたが、恐らく作曲者か出版社による何らかのミスで記入されたものと思われますので(シ♮)として処理しました。
②連桁の有り無しも現譜のままにしています。タイ、音符の音価、小節線の位置も原譜のままです。
③原譜は画像の通り上段が6線譜、下段がハ音記号とヘ音記号併記の8線譜。

譜面を眺めた感じこの曲はチェンバロ(ハープシコード)ではなくオルガン(パイプオルガン)のための曲のような気もします。(両手では足りない部分あり)
時間があればオルガンの音色の動画も作るかも・・・・

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