Sugár Rezső

シュガール・レッツオ「2つの弦楽四重奏曲」

↑複数の楽章を持つ弦楽四重奏を二曲。調性音楽を固持したなかでの民族音楽と現代音楽の融合。

シュガール・レッツオ「小組曲」

↑こちらは子供達の発表会のようなので音程を外しまくりですが、民族音楽に基づいた優れた曲を子供時代に体験できるのは子どもたちの、更には国家の財産ではないでしょうか。

以下、ハンガリー語のWikipediaの翻訳からの抜粋です(一部未翻訳&灰色文字部分は私自身による加筆ww)。
日本語のWikipediaにシュガールの記述がなかったので、かなりの時間を掛けて必死で翻訳しました(涙)
誤訳がありましたらご指摘いただけましたら幸いですm(_ _)m

Sugár Rezső (シュガール・レッツオ)

ハンガリーの作曲家。(1919年10月9日生 ブダペスト – 1988年9月22日没 ブダペスト)
コダーイの後期の教え子。ハンガリーの伝統音楽に基づいた作品を手がけ、共産党独裁政権下においてバルトークやコダーイの意志を受け継ぎハンガリーの子供たちへの音楽教育に心血を注ぐ。

息子は Sugár Miklós (シュガール・ミクロース 作曲家、指揮者)。

主な作品

  • 音物語 / Vonóstrió (1941–1942)
  • セレナード / Szerenád (két hegedű, brácsa, 1943)
  • バイオリンとピアノのためのソナタ / Hegedű-zongora szonáta (1946)
  • 3つの弦楽四重奏曲 / Három vonósnégyes (1947, 1950, 1969)
  • ディヴェルトメント / Divertimento (1948)
  • フニャディ(英雄合唱団)(オラトリオ)/ Hunyadi (Hősi ének) (oratórium, 1951)
  • 組曲 / Szvit (1954)
  • ニターニ / Nyitány (1954)
  • 小交響曲 / Szimfonietta (1955)
  • コミーヴェス・ケレメン(カンタータ) / Kőmíves Kelemen (kantáta, 1958)
  • 音楽の断片 / Frammenti Musicali (szextett: fúvósötös, zongora, 1958)

  • ラプソディー / Rapszódia (gordonka, zongora, 1959)
  • 海の娘(バレエ、1961年) / A tenger lánya (balett, 1961)
  • 協奏曲、ベラ・バルトークを偲んで / Concerto, in memoriam Béla Bartók (1962)
  • メタモルフォーゼス / Metamorfosis (1966)
  • パルティータ(組曲) / Partita (1967)
  • 変奏によるシンフォニア / Sinfonia a variazione (1970)
  • エピローグ / Epilogus (1973)
  • 農民戦争(オラトリオ) / Paraszti háború (oratórium, 1975)
  • コンチェルティーノ(室内楽) / Concertino (kamarazenekar, 1976)
  • パストラーレとロンドー / Pasztorál és rondó (1978)
  • サヴォナロラ(オラトリオ) / Savonarola (oratórium, 1979)

《翻訳作業はここまで。ハンガリーの言葉を知らないので知恵熱で死にそうでした。》

戯言~名前の話

ここからは勝手な妄想からくる戯言(ざれごと)なので悪しからず。

ハンガリーやルーマニアなどマジャール系民族は日本と同じで姓が先です。
つまりバルトークという有名な作曲家は当然バルトークが姓なので西洋的な順番のベラ・バルトークではなく、正しくはバルトーク・ベラとなります。上記のシュガール親子の名前を見てわかるとり、もちろんシュガールも姓です。

英語圏では日本人名と同じように姓名逆に書かれてしまいますが日本と違うところは海外の出版物では日本のように姓と名をひっくり返した記述が多いですが国際競技でのスポーツ選手の背中の名前は頑なに姓名の順は守っています。自国の文化を大切にするという意味について考えさせられますね。(海外メディアは姓を後に書いてしまいます)
中国でさえ欧米に移民した人は姓が後ろに来ますが、そうでない人は姓が先です。
日本のローマ字表記だけがおかしい。

然し、文科省がローマ字表記でも「姓-名」の順に書くのが望ましいとの答申を出したにも関わらず外務省やその他の役所は何もなかったかのように「名-性」の順を通す。

本当に外務省は害務省に看板を架け替えたらどうでしょうか?
(病んでいまして、毒舌ですみません。不快になられたかたもすみません。)

2019年9月27日 追記

やっとと外務省は答申から20年経ってローマ字でも姓を先に書くと方向転換。英文での発信は全て改めるとのこと。(遅っ!)
さてメディアは従うのか?

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