バッハ: ブランデンブルク協奏曲 3番 BWV1048

古楽器の演奏。スコアはバイオリンI、II、III、ビオラI、II、III、チェロI、II、III+通奏低音の3楽器群10声部となっていて、通奏低音以外は各パート1人ずつです。(動画ではチェンバロとバロックオルガンとヴィオールが通奏低音を担当していて演奏者は都合12人います。)

形態は後世の協奏曲(Concerto)のようなソロ楽器とオーケストラという構成ではなく合奏協奏曲(Concerto grosso)という形態をとっていて、パート毎(楽器群毎)にユニゾンになって全体が3声体になっている事が多いですが、曲の中で総てのパート内の各楽器が独立して動くなどしていて音色に変化を与えています。
(例えば3人のバイオリンが同じ動きをしている時と、明らかにバラバラな動きをしている時があるので、その事がわかります。1小節しかない2楽章のあとの3楽章ではほぼ3声部のまま)

通常の合奏協奏曲はブランデンブルク協奏曲6番に見られるような独奏楽器群と全合奏の対比からの音色変化を狙っていますが、この曲はユニゾンのちから強い澄んだハーモニーと、パート内で動きが分散する時のがさがさとした音色との違いを狙っていて興味深いです。

ブランデンブルク=シュヴェート辺境伯クリスティアン・ルートヴィヒに献呈された6曲の協奏曲集は、現在ベルリンの国立図書館にバッハの自筆譜が残されている。「ブランデンブルク協奏曲」(Brandenburgische Konzerte)という名称は、『バッハ伝』を著したシュピッタ(Philipp Spitta)の命名によるもので、自筆譜にはフランス語で「いくつもの楽器による協奏曲集」(Concerts avec plusieurs instruments)と記されているだけである。この自筆譜には、代筆されたと推定されるフランス語の献辞が添えられており、2年前に伯の御前演奏をした際に賜った下命に応じて作品を献呈する旨が記されている。しかし、いつどのようにして御前演奏する機会を得たのかは、献辞に記された日付から1719年のことと推測されるものの、はっきりとは分かっていない。

(Wikipedia)

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