四方山話(2)

合唱のソプラノ、アルト、テノール、バスというパート名について最近思ったこと。

Alto
altoは英語で言うhighに当たる言葉なので高い→高音・高い音という意味。
教会音楽では女性は聖歌隊に入れなかったのでバロック時代までは男声のカウンター・テナーが担当していました。

Soprano
sopraは英語のoverという言葉と同じなので、ソプラノはアルト(高い音)よりも更に高い音という意味。

Tenor
元々は中世の頃に定旋律をこの声部が担当していた歴史がありますが、私は言葉の意味がまだ理解っていませんので現在調査中ヾ(ーー)ォィォィ

Bass
言わずとながら低音部の意味。「低い」という意味から来てると思いますが、私はイタリア語が解らないのでこれも不明のままです。

以上個人の認識なので、事実とは違うかもしれません。

用語

カウンター・テナー
ファルセット(裏声)ではなく、地声で高音部を歌う人。声変わりする前に去勢する必要があり、当時の医学水準から術後の感染症による死亡例も高いため高収入が得られたことから意外と人気があった就職先だったのかも。
これは当時の教会では女性のための修道院以外に女性が教会に就職できなかったため、教会での合唱の演奏に男声のみしか使えなかったためで、ソプラノに至ってはカウンター・テナーではファルセットを使わないと不可能な音域なので少年男子が担当。
ファルセットはどのように頑張っても地声(肉声)には敵わないためですが。

民間では普通に女性も歌えましたが。

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