Oft she visits this Lov’d mountain

ヘンリー・パーセル作曲のオペラ「ダイドーとエネアス(Dido and Aeneas)」から
第二幕の歌曲「彼女はこの愛する山を屡々しばしば訪れ(Oft she visits this Lov’d mountain)」

をMIDIにしてみました。
音痴でなければ歌の部分は自分の声で録音したいのですが残念ながら・・・

この曲はグラウンドバス(固執低音)で書かれた曲でパーセルの作品にはグラウンドバスを用いた作品が他の同時代の作曲家に比べて非常に多いです。

実際の演奏

通奏低音のチェンバロのパートは人によって全く施し方が違っていて楽しみの一つです。
この動画では私のようにバス音の3度上または6度上をなぞるようなやり方と違い、和音でリズムを際立たせる弾き方で、このやりかたのほうが好まれているようです。
当時の通奏低音は即興演奏ですが、現在はリアライズされた印刷譜を使っていることが多いのが残念。
即興でいつも違うほうが面白いと思うのですが。

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